LEC inc, PRODUCT CATALOG
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AUSLudwig Mies van der RohePaul Klee『BAUSKINとBAUHAUS』  BAUSKINはドイツの特殊技術を用いて、天然の岩肌を薄く切り出した後にシート化された製品であり、その製品名は1912年にドイツのヴァイマルで設立された総合芸術の学び舎BAUHAUSに由来している。 BAUHAUSは設立から14年後の1933年に、ナチスの圧政によりその短い幕を閉じた。しかし、その存在が近代に残した軌跡は決して小さなものではなく、モダニズム建築にも大きな影響を与えた。ヴァルター・グロピウス、ミース・ファン・デル・ローエ、パウル・クレー、ヨハネス・イッテン等の著名人らが教鞭を執り、当初は合理主義的な教育と表現主義的な教育が併存していたが、後に合理主義的な教育傾向に一本化されていった(この時期をデッサウ期という)。この合理主義(機能主義)こそがBAUHAUSを象徴するイデオロギーとなる。また、校内ではマイスター(親方)、レールリング(徒弟)ゲゼレ(職人)といった中世の呼称が用いられモダニズムの起源が*アーツ&クラフツ運動であったこともうかがえる。  初代校長のグロピウスは次のような言葉を残している。「バウハウスは、すべての創造的努力を調和させ、新しい建築のうちに、芸術とデザインのすべての訓練を統一化するように努める。バウハウスの究極のゴールは、いかに遠くとも、芸術の総合作品 ー 建築 ー である。そこでは構造と装飾の間にいかなる壁もない」このような精神を礎にして生まれたドイツの技術。BAUSKINはこの魂を受け継いだ製品である。*アーツ&クラフツ運動(arts & crafts movement)…イギリスの詩人・思想家・デザイナーであったウィリアム・モリスが提唱した美術工芸運動である。19世紀の産業革命後、大量生産によって生み出された粗悪品が世の中に溢れた状況を批判した。中世の手仕事による質の高い生産手法に立ち返ることを主張し、芸術が生活の中に自然に溶け込む社会を望んだ。LEC CATALOG 015

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